幹部育成(2)
社長にしてみれば、自社の将来を託す思いで彼らに時間や金を投資しているのに、これではあまりにもる酷すぎるのではないか。
企業の成長は、人材の成長なくしてはありえない。
ライバルとの戦いは、会社の中身=人材の勝負だ。
こんな小手では必ずジリ貧になる。
中小企業の社長が求めているのは、自分の最も身近な幹部・管理者が社長の考えを全社に浸透させ部下を指導・育成し、会社全体を変革し成長させることだ。
実はこの「会社そのものを変革することは、急所を押えて集中して取り組めば、短期間のうちに行うことができる。
「これが同じ会社か・・・」とお客様や取引先から驚きの声が上がるくらい。効果絶大な方法があるのだ。
本稿はこれまであまり公開してこなかった『社内変革いったいいつになったらを公開するものである。
一体、いつになったらうちの幹部管・管理者は、自分の想いを理解し、期待に応えてくれるのかと思い悩む社長には、またとない朗報である。
手前ミソになるが、この企業変革の方法は「スピード・
確実・ローコスト」の三拍子揃った画期的方法なのだ。
この方法は、根性論や単なる小手先の方法ではなく、極めて論理的に社内変革を進めていく方法である。
この方法のポイントは社長の心の真の分身づくりにある。
お恥ずかしい話だが、私も今のスタイルの「本もの幹部づくり」に辿り着くまで、ずいぶん苦い経験もした。
多くの中小企業の社長と二人三脚での試行錯誤の連続だった。
そした次第に幹部を「社長の分身」として変革・育成するための原則が見えてきたのである。
ある時点から自分でも驚くような効果が出だし、それと同時にお客様から紹介を貰えるようになった。
但しどの社長も『競合には絶対に知られたくない』と仰り、決まって遠く離れた会社ばけりだったが・・・。