コラム

2025.03.24

5好心-成功した経営者に共通するもの―好想心

前回は自分の仕事に対する見方には大きく分けて2つあり、1つは天職と考える見方、もう1つは仮の姿との見方です。

仮の姿と考えると、周辺から信頼されず、同期からは後れを取り、しまいには後輩にも抜かれます。

さすがに後輩から抜かれるとショックを受けますが、そういう人は大概自分の問題とは考えません。他人の問題と考えがちです。

 

そのような場合後輩にまで後れを取るのは自分のせいではなく、上司が人を見る目がないと考えます。

そして、そんな会社にいても先がないと思い、ますますやる気がなくなるか、転職を考えます。

仮に転職しても、もともと自分の考え方が間違っているとは思っていませんから、転職先でも、同じ考え「仮の姿」を通します.。当然そこでも前社と同じような結果になります。

すると「ああここも同じだ」と感じ再び転職します。

そいうことを繰り返している研修生に何人も会いました。

先日は入行して3年目の銀行員の方が「「いまは誰でもできる簡単な仕事をているので、すこし力を抜いています。もっと重要な仕事を任されたら頑張ろうと思っています」と言っておりました。

私はその危険な考えに対し「そのような考えで仕事をしていると、いつまでたっても需要な仕事などには付けませんよ」とアドバイスしました。

「自分の仕事を仮の姿とみるのは危険です」

 

 

AD
ロゴマーク