古代史探訪(4)
西部池袋線豊島園駅から暫く歩くと旧豊島園があります。(現在はワーナーブラザーズスタジオで主にハリーポッターに関する展示やアトラクションが行われているそうです。)
目指す尾崎遺跡はそこから歩いていくと聞いておりましたのでさっそく歩き出しました。
しかしなかなか見つかりません。しかたなく2~3人の人に聞きましたが、誰も知りません。
途方に暮れて、当てもなく歩いていると、小学校が見えてきました。近づいてみると、看板があり、なんとそこには「尾崎遺跡」と書いてあるではありませんか、ビックリしました。
(春日小学校)
この小学校は「春日小学校といい
春日小学校の建設にあたり、昭和54年~55年に発掘調査が行われ、旧石器(約3万年前ごろ)から江戸時代までの遺跡が発見されました。
この遺跡からは、底がとがった縄文時代の土器や、「仲」と書かれた平安時代の土器など、練馬の昔を知るための貴重な資料が得られています。中には火おこしをするのに使った「平安時代の火きり臼」など大変珍しいものもあります。「尾崎遺跡」は、遺跡の多くが埋め戻し保存され、昭和58年に東京都の史跡に指定されています。
これらの資料は、学校内にある「春日小学校尾崎遺跡資料展示室」で見学できます。
展示室では、発掘された鍋と現代の電気炊飯器などを並べ、発掘されたものがどんなことに使われていたかが分かるようになっています。
「春日小学校尾崎遺跡資料展示室」は展示日が指定されており残念ながら当日は、指定日ではありませんでしたので、展示品を見ることはできませんでした。しかし苦労して見つけることができ、大変満足して帰路につきました。