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先日菅平に行ってきました。
前の晩、宿の女将さんに勧められて、朝、少し長めの散歩に出かけました。
早朝の澄んだ空気の中を、まだ歩いたことのない場所を歩くのは本当に気持ちの良いものです。

しゃれた別荘地を歩いてしばらく行くと、高さ1メートルくらいの塀が長々と続いているのが見えました。
その長さは一片150メートルくらいあり、大名屋敷のような佇まいです。
誰のお屋敷かと興味を持ち、正面に回ってみると塀の立派さに相違して、門は壊れかかっており、中をのぞくと、草は生い茂り、中の家も荒れ放題の様子です。

宿に帰り、女将さんに聞いてみると、案の定、ゴルフクラブのオーナーで一時は大変な勢いがあった経営者の屋敷だったそうです。
しかしそのゴルフクラブも人手に渡り、大小いくつかの池などがあったその屋敷も荒れ放題になってしまったとのことです。

私はまたかと思いました。
ひと時、勢いのあった経営者が、勢いに任せて不相応な本社や邸宅を建て、派手な生活をした後、没落してしまう例は枚挙にいとまがありません。

また経営者が自分の生まれ故郷に工場を建てたりすると、要注意だとも言われております。
多分、それらの行動は、一つの達成感を感じ、心に隙ができることの象徴なのでしょう。

ひとかどの経営者になるには、油断をせず、絶えず前向きの気持ちを持続することが重要だということを感じた朝でした。