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《人材育成は会社の競争力の源泉》

 

最近、多くの企業で部下がいない部長や課長が増えています。

あるいは最近まで部下を持っていた幹部・管理者が、人事移動で部下がいなくなっ

てしまった事例が頻繁に見られます。

 

そのわけを社長に訊くとほとんどの場合、

 

「彼は自分一人でやるときは優秀だが部下を育てられない」

というものです。

 

社長は部下を育てられない幹部・管理者を放置しておけなくなったのです。

 

今までは部下育成ができなくても我慢していましたが、経営環境が厳しくなり実際

の行動に移し始めた感じです。

 

また幹部・管理者研修で社長の研修生に対する期待事項で最も多いのは

「部下を育てる」です。

 

《部下を育てる上司、育てられない上司》

 

例えば

①部下が5人で人材育成策は採らず、自然に成長するのに任せており1

年間の成長が10%場合の5年後の全体の能力成長は

1・1×5乗(5年)×5人=8倍になります。

 

②同じ条件で、上司が人材育成に努力し、自然成長10%と、育成

による成長が20%合計成長率が30%とした場合、全体の能

力成長は

1・3×5乗×5年=18・5倍になります。

つまり18・5÷8=2・3倍になるのです。

 

これが5人ではなく10人であれば100人であればその差はどんどん開

いていきます。

これで①の会社と②の会社では勝負ありです。

 

つまり幹部・管理者の部下育成力がそのまま会社の競争力の源泉に

なるのです。

 

「あいつに部下部下を預けると部下は溌溂と働くようになり、年々成長する」上司

 

と「あいつに部下を預けると、元気がなくなり、すぐ辞めてしまう」

上司ではどちらの上司に部下を預けるでしょうか。

 

言うまでもなく「部下育成できる上司」はどんどん部下が増えていき、存在価値も

増していきます。

 

一方「部下育成できない上司」には危なくて部下を預けられません、ですから部下

がいなくなってしまい存在価値が薄れていき「窓際族」になってしまうのです。

 

社長が幹部・管理者に最も期待する能力は「部下育成」なのです。

 

社長は企業の競争力の源泉が社員の成長であることを明確に意識し、実践するよう

になったのです。