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《部下を持つことのメリット》

上司を持つことのメリットは計り知れないほどあります。

 

(1)自分自身が成長する

部下を持つということは、「部下の人生に責任を持つ」ことであり、そのために

は部下を指導・育成し部下を成長させねばなりませんから、それだけ自分の責任が

重くなるのです。

 

それだけ重荷が増えたわけです。

しかし重荷が増えるということは、悪いことだけではありません。

 

《重荷が人を成長させるの》

のです。

 

私が小さいころ部屋に徳川家康の

「人の一生は、重き荷物を負うて遠き道を行くがごとし」と書いた掛け軸が掛けて

ありました。

 

子供心にもなんとなく意味を感じました。

 

 

その後読んだ小説「徳川家康」には

「重きが人を作るのじゃぞ、身軽足軽では人は出来ぬ」という言葉もありました。

 

ある研修生の話です。

 

彼は優秀な中間管理者でしたがただ一つ大きな欠陥がありました。

「時間にルーズ」なのです。

 

遅刻や、約束の時間に遅れることが度々あり、そのことが彼の昇進を

妨げておりました。

 

私も何度か注意しましたが、なかなか直りません。

 

しかしある日を境に彼の態度が一変したのです。

朝礼の場で全員の前で「今日からは絶対に遅刻をしません」と宣誓し、自分の一週

間分の「行動予定表」を配布したのです。

 

そして、その日を境に彼の時間のルーズさはなくなりました。

 

彼に理由を聞いてみると

「子供ができた」からだそうです。

 

子供ができ「この子のためにも自分はもっとしっかり生きなければならない」と決

意したと言っていました。

 

それからは生活態度を変え、特に夜は酒を控え、早く床に就くようにしたそうで

す。

 

正に「重荷が人を成長させた」のです。

 

同じように部下を持つことを「重荷」ができたととらえ、その重荷を背負っていく

覚悟をすることが重要なのです。

 

徳川家康の言葉の続きは

「人の一生は

重荷を負うて、遠き道を行くがごとし 急ぐべからず

不自由を、常と思えば不足なし

心に望みおこらば、困窮したる時を思い出すべし

堪忍は、無事のいしずえ

怒りは、敵と思え

勝つことばかりを知って、負くることを知らざれば、

害、其の身に到る

己を責めて、人を責めるな

及ばざるは、過ぎたるに優れり」

です。