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受講者A君の問題点

*A君はBIS理論研修を8名の同僚と共に受講しました。

*A君の研修での印象

・何となく印象が薄く、最初の自己紹介も小さい声で

細々という感じでした。

・講義中も講師の私と目が合うと急いで目を伏せてしま

います。

・質問をしてもうつむいてしまい、催促すると自信無げに何とか答える状態でし

た。

・自己紹介では「リーダーは苦手」「できないと言わない」という何とも弱々しい

しいものでした。

・ただし話をよく聞くと理路整然としており職場の問題点や課題の抽出などは非常

に的確でした。

しかし午前中の講義が終わり昼休みをはさんで午後の研修には、急用ができたと伝

言し欠席してしまいました。

午後の研修は、午前の講義をもとに2チームに分かれて討議をすることになってお

りました。

しかも一月後の二回目の研修でも同じことが起こりました。

 

私も今までこのようなことは初めてでした。

周辺に訊いても、それほどの急用ではなかったという印象でした。

社長もまたかといった困った様子でした。

そこでA君と私の個人面談をすることになりました。

その個人面談で明らかになったA君の問題点は以下の通り

です。

・研修仲間と討議をすると、もめてしまい実のある話し合いができないのではない

かと思い欠席してしまった。

・自分は大きな声を出すことが出きず、管理者には向いていないのではないかと

思っている。

・部下注意したり、叱ることができない。

その理由は

「叱ると部下のやる気が落ちるのではないかと心配

「叱られる部下を見ていると可哀そうになってしまう」

「叱ると部下が気分を害し、関係が悪化してしまうのではないかと感じてしまう」

最近上司が部下を叱れない傾向が著しくなっておりますが彼の部下を叱れない理由

は最大公約数的なものでした。

さらにその原因を考えてもらい、

原因は

・自分に都合がよい、自分勝手な考えで動いてしまう(話し合いへの欠席 管理者

には向いていない)

・忍耐の沸騰点が低い、つまり他の人より早い時点で忍耐の限界が来てしまう(部

下を叱ることの苦痛)

その結果自分にも他人にも(この場合は部下)にも甘くなってしまうという現象が

起こってしまうことです。

彼の課題を解決するためにとった手段とその結果は次回話します。