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《真剣に叱る》

叱ることで次に大切なことは「真剣に叱る」ことです。

 

親が子供を叱る時は、本当に真剣に叱ります。

親は子供のことには真剣になれるのです。

 

 

私の弟の友人の話です。

彼は高校時代、悪い仲間に入っていたそうです。

悪友同士で万引きなどもよくやっていました。

 

ところがそのうちの一人が万引きをしているところを警戒していた警察に見つかっ

てしまい、その生徒の自供から、芋ずる式に捕まってしまいました。

 

弟の友達も、警察に呼び出され、警察から学校に連れていかれ、職員室で立たされ

て、学校から呼び出された父親を待っていました。

 

 

《悪い事をしたら、親ならぶん殴る》

1時間半ほどしてから父親が到着し、職員室の扉を開けるなり、すごい勢いで彼のと

ころに近寄るなり、いきなり彼をぶん殴ったそうです。

彼は2~3メートル吹っ飛び、ガラスは飛び散り、先生が止めに入り、やっと収まり

ました。

その日は、父親の運転する車で帰りましたが、その間、父親は一言も口をきかず、

ずっと無言でした。

 

家に近くなったころ、父親のほうを盗み見ると、薄暗がりの中でも、確かに父親の

涙を見たそうです。

 

そのことを機に彼は悪の仲間から離れました。

 

彼は「もしあの時親父がぶん殴ってくれなかったら、悪い仲間から抜けられず、ど

うなっていたかわからなかった」と言っていました。

 

彼は幼いころ母親を亡くし、父親との二人住まいでした。

 

きっと父親は、自分の責任を感じ、子供の将来を思い、周りの先生方の目も気にせ

ず、自分の息子そぶん殴ったのでしょう。

 

その話を聞いて私も思わず、目頭が熱くなってしまいました。

 

上司が部下を叱るときも同じです。

その瞬間に、真剣に叱らなければなりません。

 

本当に真剣になれば感情的になるのは当然のことです。