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《安心力》

 

前回は部下に信頼され、部下を動機づけるためには「安心力」が必要なことを話し

ましたが、今回も引き続き「安心力」について話します。

 

「安心力」とは自己犠牲つまり自分より相手のことを考えることです。

「まず相手」「まず部下」のことを優先して考えるということです。

 

 

「自己犠牲」の反対語は「自己保身」です。先ず自分、自分優先のことです。

 

 

《自己保身》

私達の周りには程度の差はあれ「自己保身」の人がたくさんおります。

 

もし自分の上司が「自己保身」の塊のような人だったらだったらその上司を「信

頼」できるでしょうか。おそらくできないと思います。

 

・人は組織の理念や、目的を自分のことよりも優先させる自己犠牲の人に、尊敬の

念を感じる。

・自己犠牲が自分に向けられると、感動を覚え、その人に「感情移入する

 

と言われております。

 

私は研修でこの話をする時、「今まであなたの上司が、あなたに自己犠牲を払って

くれたことがありますか」という質問をします。

 

挙手を促すと手が上がりませんが、指名するとかなりの人がそのような経験を持っ

ております。

 

その時の状況を聞くと、「自分がミスをしてお客様を怒らせてしまったとき、上司

が休日を取って、自宅で休んでいたにもかかわらず、すぐ駆けつけてくれ一緒にお

客さまのところに謝りに行ってくれた」などの話が出てきます。

そしてその話をしているうちに、次第に声は震え、涙声になってきます。

 

時期を聞くと最近の出来事ではなく10年前、20年前の話のこともあります。

そんなに長くそのことを感動をもって覚えているのです。

 

私は宗教の話をしているのではありません。

 

ビジネスの話をしているのです

 

ビジネス上で、部下に信頼され、部下があなたの指導を真摯に受け入れ、成長する

ことによりあなたの存在価値が増すことの話をしているのです。