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(会場の入り口付近)

《縄文時代》

 

縄文時代は,土器の発生と合わせて始まったとされています。

 

弥生時代(紀元前500年~紀元前400年)が始まるまでの約1万年にわたり、縄文時

代の遺跡は北海道から沖縄まで全国各地に多数存在しています。

 

《縄文式土器》

 

出土する土器には、多く縄目の文様がつけられていることから、その土器は縄文式

土器と呼ばれています。

 

縄文時代は土器の形式などによって草創期・早期・前期・中期・後期・晩期の6期

に区分されています。

 

今回、縄文特別展に出品されている国宝6点はいずれも紀元前3000年から紀元前

1000年までの縄文中期及び後期に属しています。

《縄文時代の生活》

 

縄文時代は初めて土器を使用し、農耕・牧畜は行われず、まだ採集・狩猟・漁労の

生活を送っており、実生活において呪術が強く支配していました。

 

なお縄文時代の遺跡としては明治10年に東京大学で教鞭をとるモース博士が大森貝

塚を発見したのが最初です。

 

縄文時代は採集・狩猟・漁労が生業とされましたから、森林や河海からあまり遠な

い小高い丘の上に住居が営まれました。

 

住居は早期のころまでは自然の洞窟が利用されていましたが、前期・中期以降は竪

穴住居が一般的になり、後期・晩期には平地に石を敷き並べて建てる敷石(平地

式)住居も現れました。

 

住居の中には、煮炊きのための炉が設けられ、住居の周りには縄文時代人が食べた

貝の殻や鳥・獣・魚類の骨、木の実などを捨てた跡である貝塚が発見されます。

 

 

《縄文時代の食べ物》

 

女性は主にクルミ・クリなどの果実やハマグリ・シジミ・タニシなどの貝類を採集

し、男性は集団で石鏃・石槍などを用いてシカ・イノシシなどの獣類を狩猟し、

骨角製の銛・釣針でマグロ・カツオ・サメなどの魚類をとらえ、果実は石皿・石臼

で粉にし、鳥獣は石匙で調理して食用としました。

 

この特別展におはそれらの道具類も数多く出展されており縄文人の生活が偲ばれま

す。