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《木製編籠縄文ポシェット》

(木製編籠縄文ポシェット 三内丸山)遺跡出土)

 

  特別史跡三内丸山(さんないまるやま)遺跡は日本最大級の縄文集落跡です。

 

今から約5500年前~4000年前の縄文時代の集落跡で、長期間にわたって定住生活が営まれ

ていました。

  平成4年からの発掘調査で、、大型竪穴住居跡、墓、、盛土、大型掘立柱建物跡、貯蔵穴、粘

土採掘坑、捨て場、道路跡などが見つかり、集落全体の様子や当時の自然環境などが具体的に

わかりました。

  また、膨大な量の縄文土器、石器、土偶、土・石の装身具、木器(掘り棒、袋状編み物、編

布、漆器など)、骨角器、他の地域から運ばれたヒスイや黒曜石なども出土しています。

 

縄文時代の代表的な容器といえば土器ですが、そのほかにも樹皮や植物繊維を編ん

でつくられた籠や袋などの編み物製品も用いられていました。

 

編み物製品は必要に応じた大きさや形に作りやすく、また軽く扱いやすいため持ち

運びにも便利でした。

 

三内丸山遺跡から出土した「縄文ポシェット」と呼ばれる縄文時代の編み物製品が

特に著名で、中にはクルミの殻が残されていました。

 

縦横規則正しく作られた網目は、繰り返し施される土器文様と似た整然とした印象

を与えます。

 

非常におしゃれな感じで、まるで現代の街を歩いている女性を想像してしまいまし

た。

 

《微隆起線文土器》

 

(微隆起線文土器~青森県六ヶ所村表館遺跡)

 

表館遺跡は青森県津軽半島の太平洋側に位置し、二つの沼に挟まれた細い台地上に

ある集落遺跡です。

 

微隆起線文土器は、一見単純な文様で立体装飾に乏しいですが、薄く整えられ

器形に平滑な器面調整がなされた後に施された各種の文様は、口縁部から底部に至

るまで文様が見事に描き分けられ、、稚拙さは一切なく、むしろ緻密に計算された

造形美が見て取れます。