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幹部と話しているとなかなか口には出しませんが、社長に対して「マイナスの見

方」をしているなと感じることが頻繁にあります。

人をプラスに見るとその人を好きになり、マイナスに見るとその人が嫌いになりま

す。

 

これは私が行った「BIS理論研修」で実際にあったことです。

研修生の福田さんに「あなたは社長をどう思っていますか?」という質問をしまし

た。

福田さんは「社長に提案や質問をしてもなかなか返事が返ってこないことが多々あ

ります。物事をなかなか決められない人です。」と暗い顔で答えました。

 

2週間後同じ研修に同じ会社の田中さんが参加しました。

私は田中さんにも福田さんと同じ質問をしました。「社長をどう思っています

か?」

 

田中さんは「思慮深く慎重に考える人で、提案や質問に対しても的確な返事が返っ

てきます」と明るい顔ではっきり答えました。

 

同じ上司である社長に対して二人の答えが全然違うのです。正反対です。

このような事例はよくみられることです。

 

同じ人の同じ行動に対して福田さんは「優柔不断のグズ」とマイナスの見方をして

いるのですが、田中さんは「思慮深く慎重な人」とプラスの期見方をしているので

す。

 

福田さんと田中さんのどちらが社長を好きになるでしょうか?

いうまでもなく田中さんです。

「思慮深く慎重な人」とプラスの見方をすれば、その人を好きになるのは当然で

す。

すると鏡の原理で相手からも好かれます。

これは理屈ではなく感情の問題です。

 

一方「「優柔不断でグズ」とマイナスの見方をすると相手を嫌いになります。

これも感情の問題です。

すると相手からも嫌われます。

 

これは「社著は優柔不断か思慮深いかどちらが真実か?」という真実か否かの

問題ではありません。

 

ふたりが「社長は優柔不断か思慮深いのか」と徹夜で議論しても決着はつきま

せん。

社長をどうみるかという「見方」の問題だからです。

「プラスの見方」をすれば好きになるし「マイナスの見方」をすれば嫌いになる

「味方の問題」だからです。