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前回は会社の成長にとって重要な要素は経営戦略と社員のモチベーションという話

をしました。

今回は

その経営戦略は何を基準として策定するかを考えてみたいと想います。

 

《キャッチアップの時代の経営戦略》

1990年代前半のバブル崩壊まで日本のほとんどの業界は、ずっとアメリカやヨーロ

ッパをお手本としてきました。

 

アメリカやヨーロッパで今起こっていることがの10年後20年後に日本で起こるとさ

れており、現実にほとんどの場合、その通りでした。

 

ですから戦略立案は比較的単純でした。

 

アメリカやヨーロッパの先進国の、先進企業の真似をすれば大体うまくいったから

です。

 

いわゆるキャッチアップの時代でした。

 

西欧先進国に追いつき追い越せの時代です。

 

ですから経営者の自叙伝などを読みますと、ほとんどの経営者が、外貨が不足して

いるにもかかわらず先進企業の視察に頻繁にアメリカやヨーロッパに行っていたこ

とが書かれています。

 

ダイエーの中内さん、イトーヨーカドーの伊藤さん、セブンイレブンの鈴木さん、

クロネコヤマトの小倉さん、マクドナルドの藤田さん達です。

 

もちろんサービス業だけでなく、製造業はじめあらゆる業界が同じような状態でし

た。

 

いわゆるキャッチアップの時代でした。

 

最初は先進国の20年後が日本の姿でしたが、それが10年後になり、5年後にな

り、3年後になり、1年後になり、とうとう追いついてしまい、キャッチアップの時

代は終わりを告げました。

 

経営戦略もキャッチアップの時代は、西欧先進国の戦略を日本向けに改良してさえ

いればあまり大きな失敗がありませんでした。

 

《独自の経営戦略》

しかしキャッチアップの時代が終わりお手本がなくなり、自社独自の経営戦略を立

案てなければならなくなりました。

 

その時、何を基準にするかというと、お客様のニーズ、つまりお客様は、何を欲し

がっているかを知ることが最も重要になりました。