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社長を好きになる2番目の方法は「社長の美点を見る」ことです。

 

《美点を見る》

誰にでも良いところ(美点)もあれば悪いところもあります。

・良いところ(美点)を見れば相手を好きになります

・悪い点を見ると相手が嫌いになります

ですから相手を好きになりたければ、相手の良いところ(美点)を見るようにする

のです。

しかし人間はどちらかというと相手の悪いところを見る傾向があります。

悪いところのほうが目に付いてしまうのです。

 

ある研修生の例です。

・事前アンケートでは上司、部下からかなり低い評価を受けておりました。

・社長への聞き取りでは彼は仕事はかなりできるのですが、リーダーシップが取れ

ないということです。

 

研修初日彼は研修所に入るなり

「この研修所は遠い」「研修所の場所がわかりずらい」「研修所の電気が暗い」

「研修の開始時間が早すぎる」など「悪い点」ばかりをいうのです。

 

もちろん研修初日でかなり緊張していることを差し引いても苦情が多すぎます。

私は直ぐに「ハハーン!彼が信頼がなく、リーダーシップが取れない原因はこれだ

な」と思いました。

 

研修に入り、まさに彼の問題点はそれでした。

つまり物事だけでなく人に対しても悪いところが目に付き過ぎるのです。

「上司はここが悪い」「部下の問題点はこれだ」と相手の欠点のみが目に付くと

相手を見下します、相手が嫌いになります。

 

見下された相手、嫌いになられた相手は「鏡の原理」がはたらき、逆に彼を嫌いに

なります。

ですから、上司部下からの信頼は失せ、部下は彼の言うことを聞きません、リーダ

ーシップが取れないのです。

 

その原因に「気づいた」彼に次の研修までに、一日一回以上他人の良いところを探

してノートに書くように宿題を出しました。

しかし二週間後、彼から電話があり「どうしても良いところが見つかりません」と

言うのです。

そこで「今日は天気が良い」ことでも「奥さんがお弁当を作ってくれた」ことでも

「子供が話しかけてきた」ことでも何でもいいから、ともかく良いことを見つける

ようにアドバイスしました。

 

次回の研修では美点ノートにはびっしりと上司や部下あるいは家族の良い点が書い

てありました。

彼は悪い点のみを見るという悪い習慣を破ったのです。

それから彼は瞬く間に信頼を回復していきました。

 

《好きになると信頼する》

彼は上司部下の良い点を見ることで、相手を好きになり、相手も鏡の原理で彼を好

きになり、信頼するようなったのです。

 

人間は感情の動物です、 嫌いな人を信頼しませんが好きになると信頼します。

それは相手も自分も同じなのです。