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幾つかの成功を重ねた後、私は加藤社長を訪ねた。

 

発表会から、1年近くが過ぎ、すっかり意欲を失っている加藤社長に対し、幹部の動

機づけの必要性と効果を根気強く説いた。

 

加藤社長は私を信頼して、研修を企画してくれた。

 

研修に参加した幹部4人は、いずれも発表会で乱れた会場の雰囲気に一言も発し

なかった幹部達である。

 

私は一人一人に《幹部としての本来の役割は何か》《自分たちの現状の課題は何

か》《どうすれば自分を変え、会社を変えることができるのか》を問い、幹部とし

ての使命を果たしきれない心の原因を探していった。

 

そして「真の原因」に気づき、解決策を講じ、3ヶ月後に研修を修了した彼らはす

ぐに行動を起こした。

 

社長が発表会のために1年前にまとめた《戦略》を微修正し、進めていくためのプ

ロジェクトを立ち上げた。

 

そして冷めきっていた部下たちを燃え上がらせたのである。

 

受講した幹部達は、社長の気持ちを確りと汲んで、社長が期待していた以上のス

ピードで社内を変革しだした。

 

《宣誓書奉呈式》

研修最終日に加藤社長が見え、宣誓書奉呈式を行った。

 

その場で幹部達は心から社長に謝罪し、社長の真の分身となり、短期間での戦略の

達成を誓った。

 

加藤社長も、幹部達も熱い涙で言葉に詰まる・・・

 

私は心から感動した。

 

《天職を見つけた》

『これがあの数カ月前と同じ会社なのか・・・自分の決断は本当に正しかった。』

『加藤社長やこの幹部達と同じ思いを日本中の会社に広げていこう』

 

それこそが、私の天職だ。

私の思いは揺るぎないものになっていた。