BLOG

人材育成を行う上で欠かせない、最も

重要な《動機づけ》を行うために、ど

の様な人材育成研修を行えばよいの

か?

 

私は、中小企業変革のコンサルタントとして、永年

このことを中心にとり組んできた。

 

そして実践を重ね、社長が信頼できる、真の幹部を

育成し、会社を、6ヶ月程度の短期間で、成長局面に

乗せる方法を体系化することができた。

 

わが社をもっと《夢ある企業にしたい、価値ある企

業にしたい》という志ある社長が経営する会社なら

ば、必ずそれが実現する極めて即効性のある方法で

ある。

 

Ⅲ BIS研修ができるまで

(1)戦略が進まない最大の要因とは

 

『ふざけるな。私はもう知らん』

 

戦略発表会の最中、加藤社長は演壇を蹴飛ばし、会

場から飛び出してしまった。

 

今でも忘れられない光景だ。

 

当時、私は大手の総合コンサルタント会社にいた。

当時のコンサルティング手法は、徹底して、対象業

界の動向や環境の変化を分析・予測して、戦略を策

定するというスタイルが中心だった。

 

クライアント企業の社長とも徹底して話し合い、夜

を徹して分析・検討し、会社の向こう数年間にわた

る経営戦略を立案する。

《この会社の生きる道はこれしかない》

 

必死で仕上げた戦略だけに、策定し終えた時の満足

感は、非常に大きいものがあった。

 

ところが、いざその戦略を進めていこうということ

になると、これがなかなか先へ進まない。

 

どれも非常にいい戦略であり、真剣に取り組めば間

違いなく業界に革命を起こす《リーダーカンパ

ニー》《オンリーワン》になれると確信していても

戦略を立案して以降は、遅々として進まない。

 

ある会社では、最古参の専務が戦略を検討している

幹部会の席で、2代目の若社長に言った。

「社長が仰っている将来の競争力を高めるために

戦略を進めていくことが必要というのはよくわ

かります。

しかし、現状は目の前の仕事だけで手一杯で

す。

もう少し余裕が出来てからにして頂けません

か」

 

その場は、社長が何とか説得したものの、結局は現

状維持思考の強い幹部達に押し切られた。

 

半年がかりで準備した戦略は、日の目を見ることは

なかった。