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今までの幹部・管理者研修の二つ目の問題点は

《研修参加人数を増やすことが最優先となっている》

ということです。

研修を実施する機関が最優先しているのは、参加人数を増やし、収益を高め

ることだ。

 

通常30人~50人の多人数で研修は行われる。

 

《誰がどこの会社のどんな立場の人か》《一人一人の参加者の課題は何なのか》

は講師には全く分からない。

一方的に、知識やテクニックの講義が行われる。

 

あるいは奇をてらって講師が最初に大声をかけたり、コミュニケーションゲームな

どを使って意図した通りの結論に持っていくというものもある。

 

しかしこれは最初に結論ありきだ。

 

これでは、参加者一人一人の現状の課題や、人間としての内面あるいは心情的な部

分にまで踏み込んで、本質から成長、変革させるということは到底不可能である。

 

このような研修に何回出しても、根本的な行動変革に結び付くのは宝くじに当たる

のを待つようなものだ。

 

幹部・管理者研修の三つ目の問題点は

《研修後のフォローがない》

ということだ。

 

《管理者とは》《幹部として必要なことは》という意識・行動変革を促すと銘打っ

研修は多々存在する。

 

しかし、講義やセルフチェックなどが主体であり、参加者本人がどこまで理解でき

ているか、本当に意識変革し、行動に結び付いているかまでは関心が払われない。

 

研修参加によって、

《参加者の行動がどのように変わったか》

《上司や部下はどう感じているか》

 

などは全く確認されず、受講すれば終わりというケースが殆どである。

 

本人からは

『研修に参加してよかったです。これからの仕事に生かしていきます。』という報

告書が提出されるが、その通りに効果があったためしがない。

 

それはあくまでも主観であり、講師からの客観的な詳しい報告などはほとんど期

待できない。

(講師は参加者の数が多すぎて、一人一人のことは把握できないし、当然ながら理

解することもできるはずがない。)