BLOG

今回は社長への感情移入のメリットの3番目として「感情移入すると社長への提

案・アドバイスが受け入れられやすい」ということについて述べます。

 

私はよく幹部に”あなたは社長に提案やアドバイスをしています

か?”という質問をします。

 

その時の答えは2つに分かれます。

①タイミングよく提案やアドバイスをしているグループ

②提案やアドバイスなどはほとんどしていないグループ

 

その差は「感情移入できているか出来ていないか」です。

・社長に感情移入できていると提案やアドバイスが受け入れられや

すい。

・社長に感情移入できていないと提案やアドバイスが受け入れられ

ない。

 

「感情移入」とは

・社長の立場になり社長が何を考えているかを理解する。

・社長が自分になにを期待しているかを理解することです。

 

会社の問題点や課題について問題を提起(提案)することや、社長の

言動についてアドバイスすることは、幹部の重要な使命でそれができる幹部は

大きく存在感が増します。

 

しかし社長といえども問題提起や自分の言動へのアドバイスは痛いところを突かれ

るという感覚があります。

 

そのようなとき

・社長の立場を理解して、社長の身になって(感情移入できている状態)で社長の

内側からの提案やアドバイスなら受け入れやすい。

・反対に幹部の考えを幹部自身の立場(感情移入できていない状態)で外側からの

提案やアドバイスは反発して受け入れられない。

 

・提案やアドバイがを受け入れられると、絶えず課題を見つけようとするた

め問題発見の感覚が鋭くなります。

 

・反対に提案やアドバイスが受け入れられない状態ですと、「どうせ聞いてくれな

い」と諦めが先に立ちものを見る感覚が鈍くなってしまいます。

 

ある時「感情移入ができている幹部」と社長と私の3人で打ち合わせをしたことが

ありました。

 

その幹部はこちらがひやひやするほど、社長に対するアドバイス(むしろ苦言に近

い)を言いましたが、瞬間湯沸かし器といわれている社長が「それもそうだな」

と嫌な顔もせず受け入れているのです。

 

私はこの時「感情移入」の力をまざまざと見せつけられたような気がしました。