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感情移入と視野

今回は「幹部の社長への感情移入」について話します。

一般的に感情移入とは舞台役者や映画、ドラマの俳優が対象の役柄の気持ちになり

きること、又はその舞台や映画、ドラマの観客がその役者や俳優と同じ気持ちに

なることをいいます。

ですから名優は悲しい場面になると役柄に感情移入して本物の涙がでたり、自

然と体温が上昇するそうです。

 

ここでいう「感情移入」も基本的には同じですが、より具体的には前回も話したよ

うに

●”幹部がトップの立場になりトップが何を考えているかをを理解し、その想いを実現しよ

うとすること”

●”幹部がトップは自分になにを期待しているかを理解し、その期待に応えようとするこ

と”をいいます。

このように書くとトップにおもねって、何でもトップの言うがままに行動すると

誤解されるかもしれません。

しかし決してそうではありません。

 

感情移入は感情移入する幹部にこそ大きなメリットがあるのです。

メリット1-視野が広がる

視野には

・「時間的視野」と「空間的視野」の二つがあります

*「時間的視野」とは過去、現在、将来の三つの時間軸のうち何に重点を置いて考

えるかによる違いです。

・「現在のことしか考えられない」ことを視野が狭いと言い

・「過去を参考にして将来のことを考える」ことを視野がひろいといいます。

 

*「空間的視野」とは「自分」「部門」「全社」三つの空間の何に重点を置くかに

よる違いです

・最も視野が狭いのは「自分のことしか考えられない」ことです。

・次が「自分の部門のこと」に考えが及ぶこと

・最も視野が広いのは「全社に」のことを考えることができることです。

「時間的視野」と「空間的視野」とを組み合わせると

・最も視野が狭いのは「現在の自分のことしか考えられないこと」でこれを「自己

中(じこちゅう)ともいいます。

・最も視野が広いのは「将来の全社のことを考えることができること」です。

次回は視野の重要性について話します。

 

 

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幹部の3つのレベルと感情移入

前回まではトップである経営者について話してきましたが今回から実際に戦略を実

行する上で最も重要な幹部について検討していきます。

 

トップにとって幹部はどういう存在か?

 

トップにとってお幹部は三つのレベルに分けられます。

1ーメッセンジャーボーイ的幹部

トップから言われた言葉をそのまま表面上のみで理解する幹部

新入社員の例でたとえると、上司が「電話を取っておくように」と言って外出し、

帰社して報告を受けるとメモも取っておらず、メチャメチャな報告なので叱責した

ところ

「電話を取るように言われたので、電話をとっておきました」というレベル

たとえばトップから「売り上げを上げるように」と言われたらそのまま下に「売り

上げを上げよ」と指示を出す幹部のことです。

笑い話のようですが実際このようなレベルの幹部は散見されます。

 

2-広報マン的幹部

トップの言うことを咀嚼して正しく理解し、それをわかりやすく下に伝える幹部

先ほどの新入社員の例でいえば

「電話を取るということは、受けた電話をきちんとメモし、わかりやすい形で上司

に伝える」ことと理解しその通りに実行するレベル

 

3-分身的幹部

トップの言うことを表面上の言葉のみではなく、その真意を理解しその通り実行し又は下に伝えることができる幹部

先ほどの事例で言えば、相手の電話の内容を正しく理解し、それに対し上司はどのような反応をするかを忖度し、そのための準備をしておくレベル

 

言うまでもなくトップにとって最も信頼できる、なくてはならない幹部とは上の3

のレベルの幹部であることは間違いありません。

 

それでは最も存在価値のある分身的幹部には何が一番必要かというと

 

①トップである経営者に「感情移入」ができていること。

②モチベーション及び能力が高いこと。の二つが挙げられます。

 

「感情移入」とは何か

 

「感情移入」とは

 

●”トップの立場になりトップが何を考えているかをを理解し、その想いを実現しよ

うとすること”

●”トップが自分になにを期待しているかを理解し、その期待に応えようとするこ

と”をいいます。

次回は幹部にとって最も重要な「感情移入」の詳細について話します。