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幹部が社長をプラスの見方で見ることについて事例で考えてみたいと思います。

 

野球中継を見ていたら、元ヤクルトの古田さんが解説をしておりました。

何となく聞いていると、古田さんがヤクルト時代に監督だった野村さんのことを話

しておりました。

 

「野村監督は見込みがある選手には、口うるさく注意したり叱ったりしますが、見

込みがない選手には何も言いません」

私はそれを聞いた時古田選手がメガネをかけた捕手というハンデキャップを負いな

がら日本一の捕手になれた理由がわかったような気がしました。

古田選手は野村監督を「見込みがある選手には叱る監督だ」という見方をしていた

のです。

古田選手にとって野村監督に叱られることは、見込みのある選手であるという証明

であり、なんの苦痛も感じなかってのでしょう。

 

そういえば、ヤクルトの試合を見ていた時、ベンチの中で古田選手はいつも野村

監督の近くにいて会話をしておりました。

野村監督も現役時代、三冠王を取ったほどの名キャッチヤ-です。その名選手から野

球に対する考え方や技術を吸収し、自分も名捕手になれたのだと思います。

つまり彼の監督に対するプラスの見方が彼を成長させたのです。

 

私は小さいころからよく映画を見ておりました。

最も好きな映画は「忠臣蔵」「赤穂浪士」でした。

その中で最大の謎はなぜ「浅野内匠頭」が「吉良上野介」に江戸城の「松の廊下」

で刃傷に及んだかということでした。

 

その刃傷が原因で自分は切腹赤穂藩は取りつぶしになり、数百人の家臣が禄を失

い路頭に迷ったのです。

刃傷の原因は映画ごとに 賄賂を強要された 塩の作り方を教えなかったなど

いろいろな解釈がありました。

 

しかしどれも納得のいくものではありませんでした。

 

しかし「見方」という点からみるとスッキリ「腑」に落ちました。

つまり「浅野内匠頭」は「吉良上野介」に対し「マイナスの見方」をしていたので

しょう。

そしてその見方を変えることなく、どんどん悪い感情が膨らみ、上野介のやること

なすことが自分をいじめているものと感じてしまったのではないかと思います。

すると上野介も鏡の原理でで内匠頭が嫌いになり、きつく当たります。

 

そして最後には自分を破滅の道に追い込んでしまったのでしょう。

 

社長に対しプラスの見方をすることは社長を好きになり「感情移入」するために最

も重要なことです。