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前回は幹部が社長に感情移入するには社長を好きになることが大切であると書きま

した。

今回は「好きになる」とはどういうことかについて書いてみたいと思います。

 

好きになるということはたいへん重要なキーワードです。

ビジネスにおいても「仕事を好きになる」「社長を好きになる」「上司を好きにな

る」「部下を好きになる」「会社を好きになる」ことは大切ですが、それ以外で

も同じです。

当たり前ですが「妻を好きになる」「夫を好きになる」「親を好きになる」「子供

を好きになる」ことは家庭円満には大変重要です。

 

こちらが好きになれば相手が人の場合「鏡の原理」で相手も自分のことを好きにな

ってくれ、協力関係ができます。

 

対象が物の場合たとえば「仕事」や「趣味」でも好きならば深く研究したり、突き

詰めようとする意欲がわいてきます。そのため大きな成果がでたり、人より早く上

達します。

 

ある朝散歩をしていると、前を男子中学生とお母さんが歩いていました。

中学生はジャージを着ており運動のクラブ活動に行く様子でした。

中学生のジャージをふと見るとそこには「好きこそ無敵」と書いてありました。

その競技を好きになることが最も早く上達する秘訣だということなのでしょう。

 

先日、「感情移入」をテーマにした講演会終了後、1人の紳士が話しかけてきまし

た。

「私の会社は私で三代目です。私は小さい頃から父親に”好きになれば勝ち”と教わ

ってきました。

『こちらが好きになれば相手はお前に協力してくれる、少なくとも敵にはなら

ない、だから相手を好きになるように』とずっと言われて育ちました。

社長を継いでから、特にそのことは正しいと実感しました。」と言っておりまし

た。

 

以前にも書きましたが好きになるということは理屈ではありません、感情です。

理屈で無理に好きになっても、長続きするはずがありません。

好きになるためには「関心を持つ」「美点を探す」「プラスの見方をする」

「深く理解する」ことです。

 

これは相手が「人」でも「物」でも同じです。

全てに共通しています。

「好きこそ物の上手なれ」という諺があるように!