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《道案内をかってでたサルタビコ》

 

高天原の神による地上世界の支配が確定すると、今度は統治者を地上に派遣するこ

とになりました。

 

そこで任命されたのが、アマテラスの子のアメノオシホミミの子、つまりアマテラ

スの孫のニニギです。

 

 

ニニギが神々を率い地上に降りようと、「天のヤチマタ」という別れ道にさしか

かった時、一行の前に上のほうは高天原を照らし、下のほうは葦原中国を照らして

いる神が、立ちはだかりました。

 

アマテラスに「一人でその者を訪ね、我が御子の天下るべき道を、何者がこのよう

に塞いでいるのかを尋ねてみよ」と命じられたアメノウズメが、その名を問うと

 

「私は国神で、名前はサルタビコと申します。ここに出ているのは他意はございま

せん。

天津神の御子が、これより下界にお降りになると聞きましたので、道案内を務めよ

うと思いまして、お迎えに参じたところでございます。」と言い、道案内をしよ

うと申し出ました。

 

《天孫ニニギの地上への降臨》

 

こうして、ニニギ一行は、やっと高天原を発つことになりました。

 

ニニギが伴ったのは「アメノコヤネ」「フトダマ」「アメノウズメ」「イシコリド

メ」「タマノオヤ」の5柱の神です。

彼らは天岩戸からアマテラスを誘い出す時に活躍した神々です。

 

さらにアマテラスを誘い出した「八尺(やさか)の勾玉」「鏡」「草薙の剣」《三

種の神器》を授け、さらに天岩戸の時に功績があった「オモヒカネ」「タヂカラ

ヲ」「アマノイハトワケ」の三柱の神を御孫に添えられました。

 

この時、アマテラスは鏡を自分の御霊として祀るよう命じています。

 

こうして準備が整えられ、ニニギは筑紫の日向の高千穂の峰に降り立ちました。

 

アマテラスの孫のニニギが地上に降り立ったため「天孫降臨(てんそんこうり

ん)」といわれています。