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まず質問です。
10年前に100の会社ができたとして、10年後の現在そのうちの何社が生き残っているでしょう?

答えは5社です。

創業後10年後の企業の生存率は5%といわれています(日経新聞)。

つまり100社のうち95社は消滅してしまうのです。

また国税庁の統計によりますと

誕生後20年生存する企業は0.3%(1,000社のうち3社)

30年生存する企業は0.025%(10,000社のうち2.5社)となっております。

ものすごい生存率の低さです。
これは何を意味するのでしょうか?

「企業は倒産するようにできている」ということです。

「他の会社と同じことをやっていてはつぶれてしまう」のです。

私もいままで倒産の現場に数おおく立ち会ってきましが、じつに悲惨なものでした

*きのうまで自信にみちており、まわりから尊敬されていた経営者が、債権者会議で罵声を浴び「どげざ」する姿

*企業は急に倒産することはあまりなく、じょじょに体力を失いなくながら倒産へと向かっていきす。

そのため従業員に対しても最初は昇給ストップ、次は賃金カットそして遅配へと進んでいきます。

最後が倒産です。

ですから会社に忠誠心が強い従業員ほどダメージが大きく生活が苦しくなります。(目端の利く人は沈没する船からさっさと逃げてしまいますが)

*わたくしが知っている企業の何社かは

「幹部や管理者を中途採用するとき倒産した会社の社員は採らない」
という きまりがありました。

なぜなら彼らを採用すると

「倒産した会社の行動や考え方を自社にうつされてしまう」おそれがあるからです。

しかも幹部・管理者という影響力が強い人だとなおさらです。

ふつう経営者は個人補償をしています。

倒産したら、無一文になることは当然です。

おおくは一生かかっても返済しきれない多額の借金を背負います。

*研修で実際にあった事例です。
彼はたいへん優秀な管理者でしたが、外部へ出ることや、人前で話すことを極端に嫌っておりました。
そこをなんとかしてくれという社長からの要望でした。

研修でわかったことは

・以前の会社(大手のスーパーマーケット)の店長を任命されたとき、すぐやめて会社をかえてしまいました。

私は彼の問題点がそのへんに潜んでいるのではないかとその理由なんどか質問しました。

彼がやっと話してくれました。

その内容はたいへん衝撃的でした。

「10年ほど前父親と兄と自分の家族で運営していた会社が倒産」してしまったそうす。

その後全員がばらばらに各地に散らばり債権者から逃げました。

彼は千葉に逃れスーパーマーケットに職を求めました。

かなり優秀だったのでしう。
何年もたたないうちに店長に任命されました。

しかし店長になると顔写真が店内に張り出されます。

その顔写真がきっかけで「債権者に見つかってしまうのではないかという恐れが日に日に高まってきました。

結局ぞの恐怖に耐えられず、逃げるように会社を辞めたそうです。

倒産のトラウマが10年以上たっても彼にのしかかっていたのです。

もちろん一番の被害者はそこに商品を収めたり、サービスを提供していた人たちです。

一社が倒産するとその会社に売掛金や貸金があった会社のうち何社かが連鎖倒産しす。

するとその連鎖倒産した企業も先ほどの倒産した企業と同じ運命をたどります。

ですから企業は絶対倒産してはいけないのです。

企業の倒産は個人の死よりずっと影響が大きいのです。

企業の一番の目的は生き残ることです。
成長はその次に考えることです。

次回から生き残りそして成長するための方法をいろいろな角度から考えていきたいと思います。