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《高度成長期のモチベーション策》

 

昭和30年台から約」20年間つづいた高度成長期は家庭の電化成長期でもありま

した。

 

我が家でも毎年毎年電化製品が増えていきました。

ラジオに代わりテレビが、洗濯たらいに代わり電気洗濯機が、箒に代わり電気掃除

機が、かまどに代わり電機炊飯器が、そして冷蔵庫と次々と電化製品が家庭に普及

し、劇的に生活が便利になりました。

 

 

昭和48年(1973年)のオイルショックによる一時的な景気後退はありましたが

その後も平成3年(1991年)のバブル崩壊まで安定成長期が続きました。

 

その時代、我が家にも3Cと言われた、カラーテレビ、クーラー、カーが備わりま

した。

《終身雇用・年功序列・企業内組合》

35年間にも及ぶ成長期の主な担い手は企業であり、企業で働く社員でした。

その間、企業が導入した政策は、終身雇用制、年功序列賃金、企業内労働組合でし

た。

 

モチベーションの観点からいえば、特別なモチベーションのための施策を講じなく

とも、仕組みそのものがモチベーションを高める働きをしていたのです。

 

①終身構成・・よほどのドジさえしなければ、定年まで企業が雇用

を保証してくれ クビの心配なく、安心して働くことができまし

た。

②年功序列賃金・・よほどのヘマさえしなければ、永く勤めてさえいれば年々給料

は年々上がっていきました。

 

③企業内労働組合・・大部分の企業内労働組合は、経営側と協調し、ベースアップ

や筋の通らない人事などの場合、本人に代わり交渉をしてくれました。

 

成長期ですから、企業も高収益を獲得でき、社員への高額の分配も可能でした。

また成長にともない人員が増加し、それと同時にポジションも増加し、永く在社す

れば自然に地位も上がっていくことが可能でした。

 

つまり永くまじめに働いてさえいれば、「安定」と「金」と「地位」が保証された

のです。

 

ですから特別なモチベーションアップ策の必要はありませんでした。

 

会社の仕組みそのものが「モーレツ社員」を生み出していくことができたのです。

 

しかしバブル崩壊後様相が一変しました。