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前回は、西欧やアメリカなどの先進国へのキャッチアップの時代には、経営戦略は

比較的容易でしたが、キャッチアップ時代の終焉に伴い独自の戦略立案が必要とな

り、顧客のニーズを知ることが重要になってきたことを話しました。

 

 

《大量生産大量消費》

キャッチアップ時代は概ね「大量生産大量消費」いわゆる「高度経済成長

期」でした。

 

その時代は作れば売れる時代、品不足の時代でしたから必然的にプロダクトアウト

の時代でした。

 

生産者側の考えが優先し、まず商品を生産者目線で企画・生産し、その商品を、大

量の広告宣伝費を投入し、大量に販売するというスタイルです。

 

いわゆる「大きいことはいいことだ」の時代でした。

 

したがって経営戦略も、内部目線、生産者優先で策定できました。

 

内部優先ですから戦略も、経営者が(あるいは企画室など)が自分単独で策定する

ことも可能でした。

 

しかしやがて、生産設備が過大になり、大量に生産しても消費が生産に追い付かな

くなります。

 

「モノ不足」から「モノ余り」への転換です。

 

それに伴い消費者の意識も変化してました。

《多品種少量生産個性化少量消費》

今までは「隣の人が買ったから自分も買う」いわゆる「大衆化」の時代でしたが、

「隣の人が買ったものは自分は買わない」と変化し「個性化」の時代になりまし

た。

 

「大量生産大量消費」から「多品種少量生産個性化少量消費」への転換です。

 

今までは大量に生産した商品を、一律に販売すれば済んだものが、お客様を細かく

分け(細分化)その細分化した顧客層ごとにニーズを調べニースに合った商品を提

供しなければならなくなったのです。

 

そこから「CS(顧客満足)」や「顧客最優先」などの考え方が一層強くなりまし

た。

 

そうなると「お客様のニーズ」が解らなければ、戦略を立案することができなくな

りました。